レアル・マドリードに所属するFWベンゼマ [写真]=Getty Images
レアル・マドリード所属のフランス代表FWカリム・ベンゼマが、フランスのテレビ局『TF1』のインタビューに応じ、恐喝騒動について釈明した。スペイン紙『マルカ』が2日に伝えた。
リヨンに所属するフランス代表MFマテュー・ヴァルブエナを“セックステープ”をもとに恐喝した疑いがかけられているベンゼマ。警察での事情聴取で、恐喝への関与を一部認めたが、自身の発言に犯罪性はなかったと主張していた。
同選手はインタビューで、「まるで犯罪者かのように扱われた。恐ろしいことだよ」と前置きし、起こった状況について聞かれると「簡潔だよ。彼(ヴァルブエナ)のビデオがあることを知ったから、それをすぐに伝えたんだけど、彼はすでにそれを知っていたんだ。僕はリヨンにいる友人がいるから力になれるといったんだ。僕が恐喝したみたいに言われているけれど、お金の話なんか一切していないよ」と説明し、恐喝する意思はなく助けようとしたことを強調した。
ヴァルブエナについては「部屋でこの件について話したときは『助けてくれてありがとう』と言っていたし、彼がインタビューなどで話していたことは彼の本心だとは思っていない。全ては仕組まれたことだ」と述べている。
また、同選手のフランス代表追放の声が上がっていることに対しては「なんで批判されるのかわからない。僕は友人や家族に対して誠実だし、若者たちの模範であると思っているよ」とコメントし、代表追放は不当であるとの考えを示した。
By サッカーキング編集部
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