パリ・サンジェルマンでプレーするイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチの去就問題に進展があった。11日付のイギリス紙『ガーディアン』などが報じている。
今シーズン限りで同クラブとの契約を満了するイブラヒモヴィッチには、プレミアリーグやMLS(メジャーリーグサッカー)などの複数クラブが興味を示しており、動向に注目が集まっていた。
同紙によると、イブラヒモヴィッチの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は、「何をしたいのか分かっている。我々がしたいことははっきりしている」と発言し、同選手に明確な将来のプランがあることを明かした。その上で、「シーズンが終わる夏までは言わない。私はイブラヒモヴィッチの決意を知っているが、みんなにはまだ知ってほしくない」とメディアに発信した。
この発言を受けて、イギリス紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』などイギリス各紙は、イブラヒモヴィッチが新天地を決めたと報道。代理人が発言した「イブラヒモヴィッチの決意」は、残留ではなく移籍と考えられているようだ。
その上で、同選手の移籍先はマンチェスター・Uと見られている模様。以前から関心を示していた同クラブとの接触が続いていることが伝えられた。
マンチェスター・Uは現在、監督人事が流動的となっており、イブラヒモヴィッチが敬愛するジョゼ・モウリーニョ氏の就任が報じられる一方、現在同クラブを指揮するルイ・ファン・ハール監督も、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得すれば続投となることも伝えられている。
イブラヒモヴィッチの決断はどのような内容なのか。パリ・サンジェルマンの躍進を支えてきた男の去就に更なる注目が集まる。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト