入れ替え戦でのビデオ判定の導入を発表したキヨ氏 [写真]=Icon Sport via Getty Images
フランスのプロサッカーリーグ機構(LFP)は20日、今シーズンのリーグ・アンの入れ替え戦で同リーグ初となるビデオ判定を導入することを発表した。LFPの公式サイトが伝えている。
発表によると、ビデオ判定は5月23日と28日に行われるリーグ・アン18位のクラブとリーグ・ドゥ(2部)の3位のクラブによる入れ替え戦で使用される予定で、公式戦では初の試みとなっている。なお、リーグ・アンの19、20位のクラブは自動降格、リーグ・ドゥの1、2位のクラブは自動昇格となる。
LFPのエグゼクティブディレクターを務めるディディエ・キヨ氏は「フランスのフットボール界にとって大きな一歩」とコメント。今後もさらにビデオ判定技術の向上を目指していくという。
ビデオ判定を巡っては、18日に行われたチャンピオンズリーグの準々決勝セカンドレグのレアル・マドリード戦後に、バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督がレフェリーの判定に苦言を呈し「ビデオ判定について反対派だったが、導入が必要だと認めないといけない」とコメントし話題となったばかり。各リーグの今後の対応も気になるところだ。