移籍のほのめかしたムバッペ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペが今シーズンのリーグ・アン年間最優秀選手賞と年間最優秀若手選手賞を受賞し、その授賞式の際のコメントが話題となっている。イギリスメディア『スカイスポーツ』を始め複数メディアが報じている。
ムバッペは2018 FIFAワールドカップ ロシアにフランス代表として出場し、優勝を経験。その勢いのまま入った今シーズン、28試合出場32得点9アシストと圧倒的成績を残しており、リーグの年間最優秀選手賞と3年連続となる年間最優秀若手選手賞を獲得した。また、このダブル受賞は史上初となるようだ。
パリ・サンジェルマンでハイパフォーマンスを見せているムバッペだが、このまま同クラブに留まるつもりはないのかもしれない。ムバッペは授賞式で次のように語り、移籍をほのめかすコメントを残している。
「僕にとって、非常に重要な瞬間だ。キャリアのなかでのターニングポイントを迎えていると思う。ここでは多くの発見があった。そして、僕はもっと責任を負うべき瞬間が近づいてきていると感じている。それがここであるならばそれは望ましいし、喜ばしいことだけど、違う場所で新しいプロジェクトをはじめるかもしれないね」
また、受賞式後のインタビューで真意を問われたムバッペは次のように返し付け加えている。
「僕は言わなければいけないことを言っただけだ。メッセージを伝えられる機会をもらえたから、自分のメッセージを伝えただけだ。もしこれ以上話せば、それは話し過ぎになってしまう。もうこれ以上はなすことはないよ」
同郷のジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリードからの関心も報じられるムバッペ。絶好調の同選手は果たして活躍の場を移すのだろうか、注目が集まっている。
By サッカーキング編集部
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