PSG退団が噂されるT・シウヴァ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表DFチアゴ・シウヴァは、欧州トップリーグでのプレー継続を希望しているようだ。9日、アメリカメディア『ESPN』が報じた。
2012年夏にミランからPSGへと移籍したT・シウヴァは現在35歳。ケガの影響などから衰えを指摘されるなか、今季も主力の1人として活躍していた。しかし、PSGにはT・シウヴァとの契約を更新する意思がなく、同選手は現行契約が満了を迎える6月30日をもってパリを去ると報じられている。
T・シウヴァに近しい人物の話によると、同選手は2022 FIFAワールドカップ カタール出場を目指しており、あと2年は欧州に留まりトップレベルでのプレー継続を望んでいるとのこと。そんな同選手の獲得には古巣のミランとフルミネンセ、プレミアリーグやセリエAの複数クラブが関心を示しているようだ。
『ESPN』によると、ミラン時代のチームメイトであるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が率いるナポリ、ミラン時代の恩師カルロ・アンチェロッティ監督が率いるエヴァートンも、T・シウヴァの獲得に強い関心を示している模様。特にナポリは、退団が噂されるセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの後釜としてT・シウヴァの獲得を目指すようだ。一方、フルミネンセは同選手の高額な給与を支払えるだけの財政的な余裕がないため、獲得は非現実的だという。
By サッカーキング編集部
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