ドイツ代表でも活躍したヒッツルスペルガー氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
元ドイツ代表MFのトーマス・ヒッツルスペルガー氏が同性愛者であることを告白した。ドイツ紙『ツァイト』が伝えている。
2012-2013シーズン終了後に現役を引退したヒッツルスペルガー氏は、「告白をするよ。僕は同性愛者なんだ」とコメント。告白理由については、「同性愛問題を、プロスポーツ界で更に議論させていきたいから」と明かした。
「近年、特に男性と過ごす事を望むようになった」と語るヒッツルスペルガー氏は、サッカー界での同性愛問題について、「イングランドやドイツ、イタリアでもしっかりと取り扱われていない」と自身の経験を基に言及した。
ヒッツルスペルガー氏は、シュトゥットガルトやアストン・ヴィラ、ラツィオなどでプレー。ドイツ代表でも、52試合に出場して、6ゴールを挙げていた。なお、ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督やチームマネジャーのオリバー・ビアホフ氏には、自身の同性愛を報告していたことも明かしている。