インゴルシュタット戦でシュートを放つ大迫 [写真]=原田亮太
ブンデスリーガ2部の第21節が14日に行われ、インゴルシュタットと日本代表FW大迫勇也の所属する1860ミュンヘンが対戦。大迫はデビュー戦に続き、2戦連続の先発となった。
試合は前半20分、ホームのインゴルシュタットがペナルティエリアやや外ゴール正面左から細かいパスで相手守備陣を崩すと、フィリップ・ホフマンのゴールで先制する。ホームチームがやや優勢に試合を進める中、42分に1860ミュンヘンは左サイドからのクロスに大迫がヘディングで合わせたが、ニアサイドで放ったシュートはわずかに枠の右へ逸れた。前半終了間際にも、同様の形で左CKを大迫が頭で合わせるも、同じく枠を捉えられず。インゴルシュタットの1点リードで折り返す。
後半、1860ミュンヘンは押し込む展開が増えると、69分にはペナルティエリア内で大迫が相手DFをかわして、シュートの体制に入るが、後ろからのチェックを受けて打てず。その直後、1860ミュンヘン側のサポーターがピッチに物を投げ込み、主審が一時中断の判断。選手はロッカールームに下がってしまう。
1860ミュンヘン主将のギジェルモ・バジョーリらがサポーターと話し合い、試合は再開。76分には、大迫がエリア内中央で相手DFを背負いながらシュートを放つが、GKに弾かれてしまった。その後も1860ミュンヘンが攻めるが得点が遠く、88分にはカウンターからインゴルシュタットのコリン・クアナーにゴールを割られ、2-0でインゴルシュタットが勝利した。なお、大迫はフル出場した。
1860ミュンヘンはリーグ戦4試合勝利から遠ざかっている。