ホッフェンハイム戦で2得点を決めた岡崎慎司(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第25節が15日に行われ、ホッフェンハイムと日本代表FW岡崎慎司の所属するマインツが対戦。4-2でマインツが勝利を収めた。フル出場の岡崎は2得点を挙げ、勝利に貢献。今シーズンのリーグ戦での得点数を11に伸ばした。
7試合ぶりの得点を挙げた岡崎が、試合後の感想を語った。ブンデスリーガ公式HPがコメントを伝えている。
岡崎は、リーグ戦7試合ぶりの得点を挙げて勝利に貢献。1試合2得点は今シーズン4回目となった。岡崎は、無得点の試合が続いていたことについて、「やっぱりゴールで評価されるので、ホッとしていますね。『二桁ゴールを前に足踏み』というのは聞こえてくるので。(これまでにも)チャンスもあった。でも、自分の心の中ではどこかで、チャンスらしいチャンスというか決めきらないといけないというのがあったので、それを今日は決めきれたので良かったと思う」と、久々の得点に安堵感を示した。
そして、今後に向けて、「(2得点で)ホッとはしているんですけど、次はバイエルン戦(22日の第26節)。バイエルン相手だと、1点を取られたらもう終わり。今日のような試合をしていたら終わりなので、集中して(臨みたい)」と、抱負を語った。
また、1試合2得点が今シーズン4回目となったことについては、「理由はないですけど…。日本では、固め打ちは少なかったですよ。こっちでは要求が高いじゃないですか、1点を取ることに対して。日本ではゴール以外のところも評価してくれる。でもこっちでは、点を取ったら本当に喜んでもらえる。だから気が楽になるんですよね、1点を取ると」と、話し、「解放されるんですよね。日本ではそこまでプレッシャーをかけられていなかったと思う。もちろん、自分の中では責任感を持っていたけど。(ドイツでは)自分のプレーが少し悪くなるくらい、『点を取れよ』という雰囲気が出るので。そこで1点を取っただけで、少し気が楽になって、良いプレーが出る。そういうところがあると思う」と、日本とドイツの違いにも触れている。