4試合連続先発出場の長澤和輝 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ2部の第30節が11日に行われ、ウニオン・ベルリンとMF長澤和輝の所属するケルンが対戦。長澤は4試合連続の先発出場を果たし、85分までプレーした。ケルンは2-1で逆転勝利を収め、4連勝を果たした。
長澤は4戦連続の先発で、チームも4連勝と好調だが、「まだまだ試合に出始めて、先発は4回目ですか?なので、チームメートにわかってもらえているところというか、自分の個性をまだ出せていないところがあると思うんですけど、徐々にアピールして、試合に絡んでいきたいと思います」と、コメント。「もちろん、見てわかる通り、大学や今までやっていたサッカーと違うと思う。そういう場所に、まだ自分が合わせられてないというところがある。こういうサッカーの中で、自分がどのように生きていくかということを考えながら、やらなければいけないこともしっかりやりながら、やっていきたいなと思います」と、新天地への適応について言及し、今後を見据えた。
自身のプレーについては、「ヘディングやパワーでは勝てないので。自分が今、こうして使ってもらえているのは、ボールを失わなかったり、しっかりとギャップギャップに入る運動量の部分だったり、そういう部分に理由があると思う。そこに磨きをかけて、もっともっと自分の個性を出せるように。あとは、前の選手をやっているので、ゴールに絡める選手にならないと、と思っています」と、語った。
そして、リーグ戦は残り4試合となったが、「そこまで残りの試合数を意識することなく、まず目の前の1試合1試合にしっかりと照準を合わせて、できなかったこととできたことを考えて、次にもっと良いプレーができるようにやっていきたいと思います」と、さらなる活躍を誓った。
リーグ戦は残り4試合で、首位ケルンと3位グロイター・フュルトとの勝ち点差は暫定で11。自動昇格圏の2位以内確定へ前進した。