ラームの代表引退について、語ったベッケンバウアー氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンの名誉会長である、元ドイツ代表DFのフランツ・ベッケンバウアー氏が、代表引退を表明した元ドイツ代表DFフィリップ・ラームについて言及した。スペイン紙『マルカ』が22日に伝えている。
ラームは先日、ブラジル・ワールドカップでの優勝を最後に代表引退を表明。ベッケンバウアー氏は、2010年の南アフリカワールドカップ以降、ドイツ代表のキャプテンを務めてきた同選手の突然の引退を「理解に苦しむ」と話し、「彼はまだ燃え尽きていないはずだよ。彼はピッチの上でもっと戦えたはずだ」とコメント。さらに、自身のラームへの思いを以下のように語っている。
「ドイツ代表は、まだ彼を必要としているんだ。彼はこのチームの真のリーダーだった。彼に取って代わる存在を見つけるのは難しいだろう」
バイエルンに所属し、キャプテンを務めているラームは、ブラジル・ワールドカップでもドイツ代表のキャプテンとしてチームを牽引。7試合全てに先発出場し、チームをワールドカップ優勝へと導いている。