ドイツ代表をW杯制覇へ導いたレーヴ監督 [写真]=VI-Images via Getty Images
ブラジル・ワールドカップ優勝の余波はまだまだ続いている。
ドイツ代表を24年ぶりの戴冠に導いたヨアヒム・レーヴ監督が10日、2013-2014シーズンを対象とする「年間最優秀監督」に選ばれた。同国サッカー協会の公式HPが伝えている。
レーヴ監督は受賞について、「非常に大きな名誉であり、私の監督キャリアの中でも特別な瞬間だよ。全ドイツの指導者の中から、選び抜かれたということだからね。ただし、ブンデスリーガのクラブから小さな町のクラブまで、誰もが若手の育成を忍耐強く行ってくれた。それがなければ、私はこのような素晴らしいチームを作ることは決してできなかった。この賞を頂くのは私だが、私はドイツサッカーに携わる全ての人々の代理であるだけだ」と、いつも通り謙虚な姿勢を崩さず、喜びのコメントを同HPに寄せている。
248票を集めた同監督に続いたのは、アウクスブルクの躍進を支えたマルクス・ヴァインツィアル監督で、152票。3位は国内2冠を達成したバイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督で89票だった。
この賞は2002年から創設され、ドイツ・スポーツジャーナリスト協会に所属する記者の投票で選ばれ、専門誌『キッカー』も協賛している。
過去の受賞者は以下の通り。
2002年:クラウス・トップメラー(レヴァークーゼン)
2003年:フェリックス・マガト(シュトゥットガルト)
2004年:トーマス・シャーフ(ブレーメン)
2005年:フェリックス・マガト(バイエルン)
2006年:ユルゲン・クリンスマン(ドイツ代表)
2007年:アルミン・フェー(シュトゥットガルト)
2008年:オットマール・ヒッツフェルト(バイエルン)
2009年:フェリックス・マガト(ヴォルフスブルク)
2010年:ルイ・ファンハール(バイエルン)
2011年:ユルゲン・クロップ(ドルトムント)
2012年:ユルゲン・クロップ(ドルトムント)
2013年:ユップ・ハインケス(バイエルン)