アルゼンチン戦で不甲斐ないパフォーマンスに終わったゴメス [写真]=Bongarts/Getty Images
フィオレンティーナに所属するドイツ代表FWマリオ・ゴメスは、3日に行われた国際親善試合のアルゼンチン代表戦で受けたブーイングにうんざりしている。ドイツ紙『Tz』が同選手のコメントを伝えた。
ブラジル・ワールドカップ決勝の再戦となったこの一戦を、2-4で落としたドイツ。先発出場したゴメスは、この試合で好機を逃すなどの低調なパフォーマンスを見せたことで、ドイツサポーターからブーイングを受けていた。
ブラジル・ワールドカップのメンバーから外れ、今回で久々の代表復帰となったゴメスは、低調なパフォーマンスをする度に、以前から幾度もブーイングを浴びせられてきた。ゴメスはブーイングが気にならないと話しながらも、自身がドイツ代表の“スケープゴート”になっているとの不快感を示した。
「ブーイングは気にならない。2008年からずっと続いていることだ。2010年の南アフリカ・ワールドカップやユーロ2012でもそうだった。(ユーロ2012で)3ゴールを挙げたけど、敗退したイタリア戦での責任が僕にだけあるような感じだった」
「彼ら(ドイツサポーター)は、あらゆる国際試合で常に僕を罵る。何人かの選手、例えば(ルーカス・)ポドルスキは、常にポジティブなイメージだよね。けれど、僕は常にスケープゴートにされている」
「(前所属の)バイエルンでも同じような状況だった。ファンは常に幸せじゃなかったのだろう。でも、イタリアではそんなことは起こりえない」
ドイツ代表は、7日に行われるユーロ2016予選で、スコットランド代表と対戦する。
(記事/超ワールドサッカー)