W杯ドイツ代表メンバーのクラマー(中央)と競り合う大迫(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第4節が21日に行われ、FW大迫勇也、MF長澤和輝の所属するケルンとボルシアMGが対戦した。大迫が先発で出場したが、長澤は負傷欠場となった。
同試合は、ここまで1勝2分けで今シーズン未だ負けなしのケルンが、同様に1勝2分けのボルシアMGをホームに迎えるダービーマッチとなった。
ケルンは17分、右サイドのダイレクトプレーから抜け出したパヴェウ・オルコフスキが、ペナルティエリア内右からシュートを打つが、GKが片手で触れてゴール右にはじいて得点とはならなかった。一方のボルシアMGは28分にマックス・クルーゼが、29分にはグラニト・ジャカがミドルシュートを放つも枠をとらえられない。
なかなかボールにからむ機会が少なかった大迫だが、31分には、ペナルティエリア手前の中央でボールを受けて、ドライブがかかった山なりのシュートを放つが、ゴール右にそれて得点を奪うことはできなかった。33分には右サイドのミショ・ブレチュコがミドルシュートを放つと、大迫が詰めるも、GKがしっかりキャッチ。
ボルシアMGは42分に、ラファエルがペナルティエリア手前の中央でボールを受けると、DFを1人かわしてエリア内に突破。シュートの姿勢に入るが、ケルンDFがブロックに入りチャンスを活かせなかった。前半は、決定的なシーンはないままスコアレスドローで折り返した。
後半に入って最初にチャンスを得たのはボルシアMG。48分に、右サイドからのクロスをクルーゼがヘッドで合わるが、枠をわずかに逸れてゴールを奪うことはできない。54分、ケルンは大迫に代えてダニエル・ハルファーを投入。80分にはハルファーからパスを受けたシモン・ツォラーがシュートを放つも、相手GKがキャッチ。アディショナルタイムに入るとボルシアMGのラファエルがドリブルで持ち込もうとするも、ケルンDFがタックルで対応しチャンスとはならなかった。
試合はお互い決定機も少なく、ゴールを割れずに終了。ケルンは2試合連続となるスコアレスでボルシアMGと引き分けた。
ケルンは次節、24日にMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーとアウェイで対戦。ボルシアMGは同日、ハンブルガーSVとホームで対戦する。