フライブルク戦にフル出場した内田篤人(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第11節が8日に行われ、フライグルクと日本代表DF内田篤人が所属するシャルケが対戦した。内田は先発出場している。
試合は22分、フライブルクがハーフライン付近でボールを奪うと、一気に持ち上がる。ゼバスティアン・フライスが左サイドから折り返すと、中央のクリスティアン・ギュンターが合わせてゴール。ホームのフライブルクが先制点を決めた。その後はお互い決定機を作れず、フライブルクが1点リードで折り返す。
後半に入って57分、エリア手前の左でFKを獲得したフライブルクは、ウラジミール・ダリダが左隅を狙うが、シャルケのGKラルフ・フェールマンがキャッチ。59分には、右サイドからのスルーパスに抜け出したジョナタン・シュミッドがシュートを放つと、GKフェールマンが触り、クロスバーに阻まれて得点とはならなかった。
シャルケがなかなか決定機を作れない中、フライブルクは68分、左からのクロスをシャルケDFがクリアしきれず、ボールがエリア内右のシュミッドにこぼれると、そのまま右足を振り抜く。これがゴール左に突き刺さり、フライブルクが追加点を挙げてリードを広げた。70分には右サイドからのグラウンダーの折り返しがファーサイドまで流れて、セバスティアン・ケアクがフリーでシュート。これはGKフェールマンがセーブした。
80分にフライブルクはアドミル・メーメディが自身で持ち上がり、エリア手前からミドルシュートを放つが、GKフェールマンが片手ではじき出した。81分にシャルケは、飛び出した相手GKとDFがエリア外で交錯し、こぼれ球を拾ったクラース・ヤン・フンテラールが、体勢が悪いながらも無人のゴールへシュートを放つが、枠をとらえられなかった。
アディショナルタイムに入ると、フライブルクが時間稼ぎに入り、試合は2-0のまま終了。フライブルクはシャルケに勝利した。内田は、日本代表合流前の試合でフル出場している。
【得点者】
1-0 22分 クリスティアン・ギュンター(フライブルク)
2-0 68分 ジョナタン・シュミッド(フライブルク)