右足首を骨折したラーム [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンは18日、元ドイツ代表DFフィリップ・ラームが右足首を骨折したことを発表した。クラブ公式HPが伝えている。
検査の結果、全治2〜3カ月になることが判明。ラームは近日中に手術を受ける予定となっている。
また、ドイツ紙『ビルト』など複数メディアもラームの負傷を一斉に報道。バイエルンでキャプテンを務める同選手は、練習を締めくくるゲーム中に、相手との接触がないところで右足首を負傷し、チームメートが集まる中、地面に倒れ込んだまま手で顔面を覆い、「クソ!」と3回大声で叫んだという。
けがの具合を最も心配したのはドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーのようで、地面に横たわるラームに最も早く駆け寄っただけでなく、自らゴルフカートを運転して同選手のところへ戻り、後部座席に乗せる手筈を整えていた。
ゴルフカートに運ばれピッチを出たラームは、2人の理学療法士に抱えられ、そのままチームドクターが運営する医療機関へ車で直行。約1時間の診察を終えた同選手の右足にはギプスが巻かれ、松葉杖をつく痛々しい姿になっていたと報じられている。