ハンブルガーSV戦に出場したシャルケのDF内田篤人(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第17節が20日に行われ、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケはハンブルガーSVと対戦した。内田は先発出場している。
試合開始早々、シャルケに絶好のチャンスが訪れる。左CKを獲得すると、ゴール前へのクロスを相手DFが触ってコースを逸らしたところにクラース・ヤン・フンテラールがヘディングで合わせにいくが、惜しくもクロスバーに弾かれる。8分、左クロスにトランクイロ・バルネッタがダイビングヘッドでゴールを狙うが、相手GKにキャッチされる。
19分、エリック・マキシム・チュポ・モティングが左サイドをドリブルで一気に駆け上がり、中央に切り込んだところでミドルシュートを放つも、ゴール右へわずかに外れる。シャルケがゴールの予感を漂わせる中、ハンブルガーSVは29分、ペナルティエリア内右のアルチョムス・ルドニェフスがダイレクトで逆サイドへラウンダーのパスを入れる。ゴール前に抜け出したペトル・イラチェクが左足で合わせたが、枠を捉えることはできない。前半終了間際には、ハーフウェーラインを過ぎたところでボールを奪うと、最後はエリア内左からルドニェフスが強烈な左足シュートを放つも得点には至らず。両チームともに1点が遠く、スコアレスで前半を終える。
シャルケはクリスティアン・フクスに代えてカーン・アイハンを投入する。50分、エリア内右の深い位置でミュラーが折り返したボールを相手DFがクリアミス。こぼれ球をルイス・ホルトビーが左足で狙ったが、ラルフ・フェールマンが好セーブを見せる。72分、75分と立て続けにクレーベルがシュートを放つがネットを揺らすことができない。前半とは打って変わって、シャルケが押し込まれる時間帯が続く。
すると80分、エリア内左からチュポ・モティングが左足シュートが放つも相手GKのビッグセーブに遭う。直後には、ゴール正面やや左の位置でFKを獲得し、フンテラールが直接狙ったが壁に阻まれる。結局、最後まで得点を奪うことができず、0-0で試合は終了。シャルケは年内リーグ最終戦を白星で飾ることができなかった。なお、内田はフル出場を果たしている。
【スコア】
シャルケ 0-0 ハンブルガーSV