ドルトムントとの契約延長を発表したロイス [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司とMF丸岡満が所属するドルトムントとの契約を2019年まで延長したドイツ代表FWマルコ・ロイスの給料が、これまでよりも大幅にアップしたという。11日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
同紙によると、今回の延長契約によりロイスの年俸は800万ユーロ(約10億8000万円)まで上昇し、ドルトムントの全選手で最高額になったという。ここに大手スポーツメーカーのプーマ社、大手自動車メーカーのオペル社などスポンサーからの報酬も加えると、優に1000万ユーロ(約13億5000万円)を超えることになる。
また、これまでにあった“移籍に関する付帯条項”は取り払われたとのことで、つまり仮に同クラブが2部に落ちたとしても、ロイスがドルトムントに残り続ける意思を持っていることを表している。
今回の契約延長を聞いたユルゲン・クロップ監督は同紙の取材に対し、「本当に素晴らしいことだ! 我々にとってもマルコにとっても、本当に喜ばしいよ。正しい決断だったと思うね」とコメントしたそうだ。
さらに『ビルト』は、ドルトムントの稼ぎ頭を表記しており、ロイスに続くのはドイツ代表DFマッツ・フンメルスで500万ユーロ(約6億7500万円)。3位はドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンとアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンが450万ユーロ(約6億750万円)で並び、5位にイタリア代表FWチーロ・インモービレと香川が400万ユーロ(約5億4000万円)でランクインしている。