フランクフルト復帰が噂されるフェー氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF長谷部誠とMF乾貴士の所属するフランクフルトの新監督に、昨シーズンまで同クラブを3シーズン指揮していたアルミン・フェー氏が就任する可能性が高いことが明らかになった。12日付のドイツ紙『ビルト』など複数メディアが伝えている。
トーマス・シャーフ氏が突如辞任したフランクフルトは先月末から後任探しに着手しており、『ビルト』がオンライン上で読者アンケートを行ったところ、日本代表MF清武弘嗣と同DF酒井宏樹が所属するハノーファーの前監督タイフン・コルクート氏や、DF内田篤人のシャルケで昨年10月まで監督を務めていたイェンス・ケラー氏の名前が上位にきていた。しかし同紙が明らかにした新しい情報によると、来週初めにフェー氏が新監督として発表される予定だという。
しかしフランクフルトのヘリバート・ブルッフハーゲン会長は「これまで5、6人の候補者と交渉しているが、まだ決定には至っていない」と、この報道を否定している。
また、13日のユーロ2016予選ジブラルタル代表戦のためポルトガル入りしているドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督も驚きを隠せなかったようで、同試合に向けた会見の際に「びっくりしたよ。数カ月前にアルミンは『少し監督業から距離を置きたい』と話していたからね」と述べた。