今シーズンのブンデス初ゴールを決めた香川真司(中央) [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ブンデスリーガ第2節が23日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントはアウェーでインゴルシュタット相手に4-0の快勝を収め、得失点差でバイエルンを抜き首位に浮上した。チームの3点目をマークした香川が試合後のインタビューに応じ、ブンデスリーガ公式HPがコメントを伝えている。
15日にリーグ開幕戦、20日にはヨーロッパリーグ(EL)・プレーオフを戦ったドルトムント。香川は、「ELの後、しっかりリカバリーしても体に残るものはあるので。こういう(暑い)天気で、ピッチもなかなか難しかったです」と日程の厳しさを口にした。
格下相手という難しさはあったのかと問われると、「そうですね。本当に難しかったですし、特に前半は相手もすごくハードに来て当たりも激しかった。チャンスがあった中で点を取れれば良かったですけど、ああいうスピード感に慣れるのに特に時間がかかってしまったし、そういう意味では後半立て直して早い時間帯に先制点が取れたのは良かったです」とコメントしている。
さらに、「引いてくると思っていましたし、取ったらカウンターで前に蹴ってくるというのがイメージとしてあったので、こういう試合は本当に難しいなと思います」と相手の戦術が想定外だったことを明かした。また、前半にはチャンスを作っても決めきれない場面が多かったが、「確かにそういうところはありました。ただ失点はしなかったですし、チャンスもそんなに与えてないと思うので、守備の集中力はチームとして徹底していると思います。それが良かったから後半につながったと思います」と無失点におさえたディフェンス面をポジティブに捉えている。
ELプレーオフに続き公式戦で2試合連続となるゴールを決めたことについては、「本当に続けていく必要があるんで、次の試合も取れるように頑張っていきたいと思います」と答え、今後に向け意気込んだ。
ドルトムントは次戦、27日にELプレーオフのセカンドレグでオッドと対戦する。