移籍が不成立となってしまったグロスクロイツ [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ガラタサライは日本代表MF香川真司が所属するドルトムントからドイツ代表MFケヴィン・グロスクロイツを獲得したことを発表していたが、この移籍は認められなかったようだ。2日、ドルトムントがクラブ公式サイト上で伝えている。
同選手の移籍に関しては、期限から48秒遅れて書類が提出されたため不成立になるとの見方も強まっていたが、1日にガラタサライ側がグロスクロイツの加入を公式サイトで発表。さらにチャンピオンズリーグの登録メンバーにも含まれたことから移籍成立と報じられていた。
しかしドルトムントによると、最終的にFIFA(国際サッカー連盟)がこの移籍を認めなかったためグロスクロイツのガラタサライ加入は見送られることとなった。それでもドルトムントは、契約に合意していた選手の希望を尊重し、グロスクロイツが冬の移籍市場が開く2016年1月1日までガラタサライの練習や親善試合に参加することになると発表している。