ハンブルガーSV戦でゴールを決めたハノーファーMF清武弘嗣 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第11節が1日に行われ、日本代表DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVと、同MF清武弘嗣と同DF酒井宏樹の所属するハノーファーが対戦した。
前節、4試合ぶりの勝利を収めたハンブルガーSV。今節はホームで今シーズン初の連勝を狙う。一方のハノーファーは、前節のフランクフルト戦で敗れて連勝が2でストップ。27日に行われたDFBポカール2回戦でもダルムシュタットに敗戦したため、今節は公式戦での連敗を脱出しておきたいところ。酒井高はベンチスタート。清武と酒井宏は先発出場となった。
先制に成功したのはホームのハンブルガーSVだった。6分、右サイドを抜け出したニコライ・ミュラーがグラウンダーの折り返しを入れると、ボールはファーサイドまで流れて、フリーのミヒャエル・グレゴリチュが流し込んだ。前半はこのままハンブルガーSVの1点リードで折り返す。
後半に入って、ハンブルガーSVがなかなか追加点を決められない状況が続くと、逆にハノーファーが同点に追いつく。59分、ウフェ・ベックが敵陣エリア内で倒されてPKを獲得。キッカーを務めた清武が、GKの逆を突いてゴール右に沈めた。清武は9月26日に行われた第7節のヴォルフスブルク戦以来となるリーグ戦2得点目となった。
同点で勢いに乗ったハノーファーは67分に逆転に成功する。エリア内右の清武が、倒れ込みながらもクロスを供給。中央のサリフ・サネが頭で合わせると、シュートはゴール左上隅に決まった。清武は今シーズン4アシスト目となった。ハノーファーは83分、清武に代えてフェリペを投入し、守備を固める。
試合はこのままタイムアップ。清武の1ゴール1アシストの活躍でハノーファーが2-1の逆転勝利を収めた。
ハンブルガーSVは次節、7日にアウェーでダルムシュタットと対戦。ハノーファーは6日に、日本代表FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンをホームに迎える。
【得点者】
1-0 6分 ミヒャエル・グレゴリチュ(ハンブルガーSV)
1-1 59分 清武弘嗣(PK)(ハノーファー)
1-2 67分 サリフ・サネ(ハノーファー)
By サッカーキング編集部
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