ロイス(中央右)の負傷状況を確認するトゥヘル監督(中央手前)[写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、5日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第4節でガバラと対戦し、4-0の快勝で決勝トーナメント進出を決めた。チームを率いるトーマス・トゥヘル監督が、試合後の会見に応じ、負傷交代となったドイツ代表MFマルコ・ロイスについてコメントした。日本語版クラブ公式サイトが6日に伝えた。
試合は、28分にロイスのゴールでドルトムントが先制。その後、ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンやアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンなどの追加点で、4-0の快勝を収めた。ロイスは、先発出場で1ゴールを挙げる活躍を見せたが、負傷したためハーフタイムにベンチへ退いた。
トゥヘル監督は、ロイスについて、「タックルの際にバランスを崩し、そけい部に張りを感じたようだ。先制点を奪う直前に痛めたらしい。本人の希望でハーフタイムまでプレーさせた」と説明。8日にはブンデスリーガ第12節でシャルケとの“ルール・ダービー”を控えているが、「以前とは違う箇所を痛めており、日曜の試合についてはまだ何とも言えない。負傷で欠場する、あるいは出場できる可能性もある」と語り、明言を避けた。
また、中2日で行われる“ルール・ダービー”については、「とても楽しみにしているよ。まだ気持ちが切り替わっていないが、それも時間の問題だ。非常にポジティブな雰囲気に包まれたボルシアMGとのホーム初戦のように、特別な瞬間というものは何度かある。ダービーではその度合いがさらに高くなるだろうね。今夜は何も考えられないが、しっかりと準備するので心配はいらないよ」とコメントした。