ブンデス第13節で各試合に出場した酒井高徳(左)と大迫勇也(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
20日に行われたブンデスリーガ第13節で、DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVがホームで日本代表MF香川真司のドルトムントを3-1で倒し、ドルトムントに今シーズン2つ目の黒星を見舞った。
酒井は右サイドバックで2試合連続して先発メンバーに名を連ね、フル出場でチームの勝利に貢献。地元紙『Hamburger Morgenpost』は酒井に「2.5」の高評価を与え、「実戦の経験不足を感じさせなかった」と称えた。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)
翌21日の試合では、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンと日本代表FW武藤嘉紀所属のマインツが対戦したが、先発出場した両FWはともにゴールを挙げられず、試合もスコアレスドローで終了。なお、長澤はメンバー外だった。
大迫は右サイドで3試合連続のスタメン出場を果たし、試合終了までプレー。しかし、地元紙『EXPRESS』は「ドミニク・ハインツはいつものようにコンスタント、大迫勇也は不調」とのタイトルで採点と寸評を掲載。スローインのミスに「史上最低」と手厳しい批判を受け、採点では最低評価の「5」がついた。
両選手の採点と寸評は以下の通り。
■酒井高徳
対ドルトムント(3-1○)フル出場
『Hamburger Morgenpost』紙
採点:2.5
寸評:「実戦を十分に積んでいないということを、この日本人選手はほとんど感じさせなかった。集中しており、ほぼ試合を通じて高いレベルをキープできていた」
■大迫勇也
対マインツ(0-0△)フル出場
『EXPRESS』紙
採点:5
寸評:「史上最もおかしなスローインをやらかす。足で蹴ってもほとんど変わらなかっただろう」
『Koelner Stadt-Anzeiger』紙
採点:4
寸評:「サイドのポジションで、ゴールへの脅威を生み出せずに苦戦。逆サイドの(レオナルド)ビッテンコートに比べると、明らかに影が薄かった。サイドでプレーすることでさらに不利となるのは、スローインも担当しなければならないことで、びっくりするようなミスが一つあった。アントニー・モデストのポスト直撃のシュートへのパスは飛び抜けていた。終盤にセンターへとポジションを移したが、脅威を与えることはなかった」
By サッカーキング編集部
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