フランクフルト戦に出場したFW武藤嘉紀 [写真]=Bongarts/Getty Images
28日に行われたブンデスリーガ第14節でマインツ所属の日本代表FW武藤嘉紀が、同MF長谷部誠所属のフランクフルト戦で3試合ぶりとなる今シーズン7ゴール目を挙げた。
13試合連続でスタメン入りを果たした武藤は、5分にFWパブロ・デ・ブラシスからのクロスを左足で押し込み、開始早々に先制点をもたらした。
武藤は81分までプレー。チームは2-1で逃げ切って“ライン・マイン・ダービー”を制し、2試合ぶりの勝利を挙げた。
スポーツサイト『Sportal.de』は武藤に対し、FWユヌス・マッリに次ぐチーム2番目タイとなる「2.5」の高い点数をつけた。(最高1点、最低6点)
寸評では「(カルロス・)サンブラーノとの競り合いを力強く制したことで、マインツに先制点をもたらした」と、シュート成功につながった、敵との攻防を称賛。
その一方で、「しかし、その今シーズン7点目には、続くものがなければならなかった。まずは2度の好機を逃すと、さらには後半開始直後にマッリのパスからの100パーセントのチャンスをフイにしてしまった」と、ゴール前フリーの状態でシュートを放った50分の決定機を逃したことはマイナス評価となった。
地元紙『Allgemeine Zeitung』は「3」の平均的な点数となり、「先制点はキレがあったが、チーム3点目につながるビッグチャンスを生かせなかった」と、『Sportal.de』同様、先制点とその後の逸機が対照的だったことを指摘している。
By サッカーキング編集部
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