フランクフルト戦で42分からプレーした香川(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
13日に行われたブンデスリーガ第16節で、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは同MF長谷部誠の所属するフランクフルトと対戦し、4-1で快勝を収めた。ドルトムントの地元紙『WAZ』と『ルール・ナハリヒテン』が、同試合の採点と寸評を発表している。
ベンチスタートとなった香川は、1-1で迎えた42分にドイツ代表FWマルコ・ロイスとの交代でピッチに立つと、57分には浮き球のスルーパスでエリア内左に抜け出し、ワンタッチでガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンへ送り、アシストを記録した。
試合後、『WAZ』は「途中出場の香川がフランクフルトを相手に魔法をかけた」というタイトルの採点記事を掲載。チーム3点目をマークしたドイツ代表DFマッツ・フンメルスと香川に両チーム最高の「1.5」(最高点1、最低点6)をつけ、「ロイスと交代で出場すると、2~3段階上のレベルを見せつけた。相手が低く構えているのにもかかわらず、ライン間のスペースを見つけ続けると、オーバメヤンに正確なパスでアシスト。61分にも3点目の起点として重要な役割を担った」と絶賛した。
また『ルール・ナハリヒテン』は、フンメルスに単独最高点の「2」を与え、香川とオーバメヤンを「2.5」と高く評価。「ハーフタイム前の43分、ロイスに代わって出場すると、単調な試合を活気づけた。逆転ゴールのアシストは見事な足さばきだった」と、アシストだけでなく、試合の流れを変えたことも高く評価した。
By サッカーキング編集部
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