アウクスブルク戦に出場した香川真司(左) [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
16日に行われたDFBポカール3回戦で日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、アウクスブルクに2-0で勝って、準々決勝進出を決めた。
香川はベンチスタートとなったが、両チーム無得点で迎えた58分からアドリアン・ラモスに代わって出場。61分にピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールでドルトムントが先制した5分後の66分には、ヘンリク・ムヒタリアンのゴールをアシストした。
地元紙『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』が掲載した試合後の採点で、香川は「2.5」の高い評価を受けた。(ドイツ・メディアの採点は最高1点、最低6点)
「ラモスに代わって登場すると、より勢いを与え、コンビネーションプレーも良くなった」と、香川の投入によってドルトムントの攻撃が活性化したことを評価。
その一方で「しかし、光り輝くようなプレーは出なかった」とも付け加え、香川には常に「輝くプレー」を期待していることをうかがわせている。
『Ruhr Nachrichten』紙も「2.5」の採点となった。同紙は、ロマン・ビュルキ、オーバメヤン、ムヒタリアンの3選手に「2」を与え、香川はそれに次ぐ評価となっている。
寸評では「ラモスと交代で出場すると、多くの活気をもたらし、敵DF2人をかわしてムヒタリアンにクレバーにつなぎ、チーム2点目をアシストした」と、『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』同様、香川の投入によってドルトムントの攻撃が活性化したことを評価。さらに、ムヒタリアンのゴールへのパスを“クレバー”と称えた。
来年2月の9、10の両日に予定されている準々決勝で、ドルトムントはシュトゥットガルトと対戦する。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト