ヴォルフスブルク戦はベンチスタートだったケルンFW大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第19節が1月31日に行われ、ヴォルフスブルクとFW大迫勇也の所属するケルンが対戦した。
現在9位のケルンは、ウィンターブレイク前最後の第17節でドルトムントに2-1の金星を収めたものの、前節のシュトゥットガルト戦で1-3の敗戦。後半戦黒星スタートで迎えた今節は、勝ち点差「2」で7位のヴォルフスブルクの本拠地に乗り込んで、再開後初勝利を狙う。大迫は2試合ぶりのベンチスタートとなった。一方、左足中足骨の骨折でエースのFWバス・ドストを欠くヴォルフスブルクは、MFアンドレ・シュールレ、MFルイス・グスタヴォ、FWマックス・クルーゼらが先発出場した。
試合はヴォルフスブルクがボールを支配し、優勢に出る。最初の決定機は14分、ナウドからのロングボールに反応したユリアン・ドラクスラーが、ペナルティエリア内左に抜け出してマイナスの折り返し。中央に走り込んでいたクルーゼがダイレクトで左足シュートを放つが、GKティモ・ホルンに左手1本でセーブされた。
一方のケルンはショートカウンターからチャンスを迎える。36分、相手のパスミスを奪ったアントニー・モデストが右サイドにスルーパス。エリア内右に侵入したヨナス・ヘクターが右足を振り抜くが、シュートは枠を捉えられなかった。前半は両者がチャンスを決めきれず、スコアレスで折り返す。
後半に入って54分、右CKを獲得したケルンは、マルセル・リッセからのボールに、ニアサイドへ飛び出したモデストがヘディングシュート。だがこれは、相手GKディエゴ・べナリオの好セーブに阻まれた。すると67分、ヴォルフスブルクが先制点を奪う。ヴィエイリーニャが右サイドからクロスを供給。中央でフリーのドラクスラーが右足のダイレクトボレーを放ち、ゴールネットを揺らした。
しかし75分、ケルンの反撃が実る。ハーフライン付近でのボール奪取から、味方の縦パスに反応したモデストがエリア内中央に侵入したところで、ダンテを前に右足を振り抜いてシュートをゴール右隅に突き刺した。モデストの3試合連続得点でケルンが同点に追いついた。
90分、ケルンは負傷した様子のモデストを下げて大迫を投入。だが、試合はこのままタイムアップを迎え、1-1の引き分けで終了した。ケルンは2試合勝利がなく、後半戦の初白星はお預け。ヴォルフスブルクも6試合勝利から遠ざかる結果となった。
ヴォルフスブルクは次節、2月6日にアウェーでDF内田篤人の所属するシャルケと対戦。ケルンは7日に、DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVとのアウェーゲームに臨む。
By サッカーキング編集部
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