今季第8節での対戦で競り合う香川(左)とアラバ(右) [写真]=Bundesliga/DFL via Getty Images
5日のブンデスリーガ第25節で、首位バイエルンは日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとの大一番を迎える。タイトルレースに大きな影響を与える同試合を前に、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ社長が心境を語った。ドイツ紙『ビルト』がコメントを伝えている。
バイエルンは2日に開催されたブンデスリーガ第24節で、日本代表FW武藤嘉紀のマインツと対戦。1-2で敗れ、本拠地アリアンツ・アレーナでの今シーズンの公式戦初黒星を喫した。一方、2位ドルトムントはアウェーでダルムシュタットに2-0と快勝。バイエルンとドルトムントの勝ち点差は「5」に縮まった。
報道によると、ルンメニゲ社長はマインツ戦後、「うまくいかないシーンが何度かあった。おそらく選手の何人かは、もうドルトムント戦のことを考えていたのだろう」と話し、「マインツ戦で勝ち点3を取ることができれば、もちろん最高だった。そうすれば(ドルトムントとは)勝ち点8の差があり、順位表をリラックスして見ることができるからね。これでドルトムント戦は、我々にとっても絶対に負けてはならない試合となってしまった。マインツ戦よりも良い試合ができることを望んでいる」と、続けた。
なお、ドルトムントが本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクでのバイエルン戦で最後に勝利を収めたのは、約4年前の2012年4月11日。今年1月にシュトゥットガルトに加入したドイツ代表MFケヴィン・グロスクロイツのシュートを、現在バイエルンに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキがヒールで流し、ドルトムントが1-0で競り勝っている。
By サッカーキング編集部
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