初先発となった試合で初ゴールを記録した17歳のプリシッチ [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ブンデスリーガ第30節が17日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは同DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVと対戦し、3-0で勝利した。試合後、先制点を決めたアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチのコメントを、アメリカメディア『ESPN』が伝えている。
17歳のプリシッチは左サイドの攻撃的なポジションで自身初のスタメン出場。38分に左サイドから香川がエリア内にボールを入れると、マッツ・フンメルスがワンタッチでプリシッチへボールを渡す。これをトラップして右足を思い切りよく振り抜くと、ボールはゴールネットを揺らし、プリシッチにとってブンデスリーガ初ゴールとなった。
同メディアによれば、プリシッチは17歳6カ月30日と、ブンデスリーガ史上4番目の若さで初ゴールをマーク。また、ドイツ人以外のプレーヤーとして史上最年少記録を樹立した。
初の先発出場で初ゴールをマークした同選手は試合を振り返り、「信じられないよ。言葉が出なかったね。本当に説明できないような感情だ」と喜びを爆発させている。
ゴールシーンについては「ショートコーナーの流れからマッツ(・フンメルス)が完璧なお膳立てをしてくれて、ニアポストの内側に蹴り込んだよ」語り、そして「ただただ嬉しいよ。初ゴールを決めたんだからいい気分だ。本当に見事だった」と歓喜の瞬間を振り返った。
ドルトムントは17日にDFBポカール準決勝で日本代表FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと敵地で対戦する。次戦の出番についてプリシッチは「ウチにはたくさんいい選手がいるから、(出場できなくても)文句は言えないね。ピッチに立てる1分1分が幸せなんだ」と付け加えている。
By サッカーキング編集部
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