シュトゥットガルト戦で先制ゴールを決めた香川真司(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、23日に行われたブンデスリーガ第31節でシュトゥットガルトと対戦し、3-0の快勝を収めた。リーグ戦3試合連続の先発出場となった香川は、21分にアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンのクロスに合わせて先制点を記録。リーグ戦8ゴール目を挙げると、56分にはムヒタリアンが決めたチーム3点目の起点にもなり、勝利に大きく貢献した。
試合後、香川が自身のゴールと勝利を振り返ってコメントした。
香川は先制ゴールを振り返って「難しいボールでしたけど、決め切れたという結果がすごく大事ですし、“惜しい”(シュート)で終わってしまうといけないので、そこは気持ちの面でも良かったのかなと思います」と話し、「右足しか間に合わなかったと思うし、ボールが見えなかったので、集中して当てるだけでした」と、シュートを打つ際の心境を明かした。
そして、先制後に2点目を取りに行く姿勢については「まだまだ足りないです」と言い、「そういうところでの個人の力であったり、前に行く力が強い選手が多いので、それは自分にとって刺激になります。“トップスピードの中でどれだけやれるか”というところにもっとこだわってやりたいです」と、香川はさらなる進化を誓っている。
チームメイトから刺激を受けていると明かす香川は「速い選手が多いですし、その中で技術もある。すごく刺激を受けています。前に速くて、1人である程度打開する選手がトップチームと呼ばれるチームには多い。馬力というものはそう簡単に付くものではないですけど、そういう部分でもう一つ前に行けるように、球際も含めて、まだまだやれることはあるのかなと思います」と話した。
香川はリーグ戦2試合ぶりのゴールで、今シーズン通算8ゴール目を記録した。「もっと(多く)取りたかったですけど、しょうがないので、あと3試合でやれるところまでやり切りたいと思います」と言う香川は、二桁ゴール到達への意欲を問われ、「まあ、もちろんです」と一言。残り3試合での活躍を誓い、以下のように続けた。
「結果を出し続けるということが自分自身に自信をもたらしてくれるし、自分がやり続けたトレーニングやチャンスをもらい続けたことも含めて、そこを信じてやるしかなかったので、そこをしっかりやり続けたことは大事だったと思います」
「(DFBポカール決勝を含めて)あと4試合があるので、満足する必要はない。気を引き締めて、、“1週間空くのは良いことでもあり、リズムを考えたら悪いことでもあるのかな”と、しっかりと準備してやっていきたいと思います」
By サッカーキング編集部
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