長谷部がフル出場したフランクフルトは終盤の失点でブレーメンに敗れた [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ最終節が14日に行われ、ブレーメンと日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトが対戦した。
残留を争う16位ブレーメンと15位フランクフルトの直接対決。フランクフルトは引き分け以上で残留が確定し、敗れた場合でも17位シュトゥットガルトが勝った上で得失点差「6」を逆転されなければ、自動降格は免れる。一方、ブレーメンは勝てば文句無しで残留だが、この試合を落とし、シュトゥットガルトが勝った場合は降格となる。長谷部はボランチで7試合連続の先発出場を果たした。
フランクフルトは20分、前線でボールを持った長谷部がドリブルでエリア手前まで運び、右足を振り抜く。低い弾道のシュートは枠の左下を捉えたが、ここはGKに阻まれ先制点とはならなかった。
対するブレーメンは28分、右サイドからテオドル・ゲブレ・セラシェがクロスを上げ、ゴール前のクラウディオ・ピサーロが頭で合わせたが、シュートは枠の左へ逸れた。
0-0のまま後半に入った63分、ブレーメンは自陣からドリブルで持ち上がったレヴェン・エズトゥナリが右サイドに流れたオズカン・ユルドゥルムにパスを送る。ここからエイア内左にグラウンダーのクロスが入り、最後はズラトコ・ユヌゾヴィッチが左足で合わせたが、うまく足に当てることができずにシュートは枠の左へ外れてしまった。
勝利を目指すブレーメンは終盤にかけて猛攻を仕掛けると、88分に先制点が決まる。左サイドからのFKがゴール前にこぼれたところをパピ・ジロボジが押し込んだ。
結局これが決勝点となり、試合は1-0で終了。勝ったブレーメンが15位に浮上し、逆転で残留を勝ち取った。敗戦を喫したフランクフルトは、同時刻に試合を行ったシュトゥットガルトも敗れたため自動降格は免れたが、16位で昇降格プレーオフへまわることとなった。なお、長谷部はフル出場している。
【得点者】
1-0 88分 パピ・ジロボジ(ブレーメン)
https://twitter.com/ballball_JP/status/731695619006287876
By サッカーキング編集部
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