ザンクトパウリ所属のFW宮市亮 [写真]=Getty Images
ザンクトパウリ所属のFW宮市亮が、今シーズンのリーグ最終戦で躍動した。
ブンデスリーガ2部最終節が15日に行われ、ザンクトパウリはカイザースラウテルンと対戦。開始4分に失点したものの、移籍後初の先発出場となった宮市が直後の5分に見せ場を迎える。後方からの浮き球パスに反応した宮市は、ペナルティエリア内中央で倒れ込みながら左足ボレーで合わせて、同点ゴールを奪った。
待望の移籍後初ゴールを決めた宮市は、これで勢いに乗る。22分に右サイドから精度の高いクロスを供給し、ドイツ人FWレンナルト・ティーの逆転ゴールをアシスト。後半に入って57分には、エリア内右でパスを受けて右足を一閃。シュートをゴール左隅に突き刺し、追加点を挙げた。2ゴール1アシストの大活躍で逆転に貢献した宮市は、70分に途中交代となった。
昨年6月にアーセナルを退団し、フリーでザンクトパウリに加入した宮市だが、同7月に行われた親善試合のラージョ・バジェカーノ戦で前十字じん帯断裂の大ケガを負い、長期離脱を強いられていた。それから約9カ月後、今年4月1日に行われたブンデスリーガ2部第28節のウニオン・ベルリン戦で途中出場を果たし、同クラブでの公式戦デビューを飾っていた。今シーズンはリーグ戦5試合に出場し、2ゴール1アシストを記録した。
なお、試合はザンクトパウリが5-2で勝利。今シーズンはリーグ戦4位で終わり、1部昇格を逃している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト