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地元紙が今季を総評、ヘルタ原口に合格点「相手DFを手こずらせた」

2016.06.07

移籍2年目のシーズンを終えた原口元気(左)と大迫勇也(右) [写真]=Bongarts/Getty Images

 バイエルンが史上初の4連覇を達成した今シーズンのブンデスリーガ。日本代表FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンはシーズン終盤までチャンピオンズリーグ出場圏内の3位をキープしながら、ラストスパートで息切れしてしまい、7位でフィニッシュした。

 加入2年目を迎えた原口はレギュラーに定着。32試合に出場して2ゴール3アシストを記録した。地元紙『Berliner Zeitung』が掲載した各選手の総評では、原口には「すばしっこい日本人選手は良いシーズンを過ごした。相手のDFラインを手こずらせた」と、合格点が与えられた。

 原口は「攻撃で様々なポジションをこなせる」と、ユーティリティープレイヤーとしても評価を受けたが、「あまりにも多くのチャンスを逃した。ゴール前でもっと落ち着いて、冷静にならなければならない」と決定力の向上を課題として挙げられた。

 また、FW大迫勇也が所属するケルンは9位と健闘を見せた。ただ、加入2シーズン目となった大迫は出場機会に恵まれず、出場25試合のうち、先発は11試合のみ。わずか1ゴール2アシストに終わった。ケルンの地元紙『Koelner Stadt-Anzeiger』はシーズン総評で、大迫について「ペーター・シュテーガー監督はこのFWの大ファンだが、大迫がそのポテンシャルをほとんど出せていないことも分かっている」と、指揮官からも期待をかけられながら、力を出し切れなかったと分析している。

「1ゴール1アシストは物足りなさすぎる。シーズン後半の先発出場はわずか4試合。今後についても考えることになるはずだ。最近ではホームシックをほのめかしてもいるのだから」と記された大迫。来シーズンもケルンでプレーするかどうかは不透明だとの見方を示された。

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By サッカーキング編集部

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