結婚を報じられるシュヴァインシュタイガー(左)とイヴァノヴィッチ(右) [写真]=Getty Images for WTA
ドイツ代表のユーロ2016開幕戦で1点リードの90分に投入されると、そのわずか2分後にダメ押しの追加点を挙げて、勝利を呼び込んだバスティアン・シュヴァインシュタイガー(マンチェスター・U)。同選手は、ユーロ開幕前最後のテストマッチで約7カ月となるケガからのカムバックを飾ったばかり。ドイツのスーパースターらしく輝きを失わないところはさすがだ。
明るい話題は続くもので、ドイツの大衆紙『ビルト』はユーロ終了後、同選手がセルビア人のテニスプレーヤー、アナ・イヴァノヴィッチと結婚すると報じた。
シュヴァインシュタイガーより3つ下、28歳のイヴァノヴィッチは全仏オープン優勝歴もあり、世界ランキング1位にもなったことのある選手。
世界的には、「シュヴァインシュタイガーの妻」なのか、それとも「イヴァノヴィッチの夫」なのか、どっちとも言えないほどの超ビッグカップルの誕生となりそうだ。
『ビルト』によると、式の日取り等は極秘で進められているものの、ユーロ2016決勝(10日)の直後、11~13日が有力と見られ、すでに招待状も発送済みとのこと。
時をさかのぼること13年、シュヴァインシュタイガーがブンデスリーガデビューを果たしたばかりのシーズンオフのこと。真夜中2時にクラブハウス内のジャグジーに、ガールフレンドと忍び込んでいたところを警備員によって見つかり、御用となった時はまだ18歳。「彼女はいとこだよ。ちょっとプロの施設を見せたかっただけだよ」と、想定外の開き直りを展開した話はあまりにも有名だ。
チヤホヤされがちな10代の頃、真夜中のディスコに出没したり、スピード違反でつかまったりと、ちょっと先が思いやられるような空気もあったが、頼れるドイツ代表のキャプテンにまで上りつめたのは、ひとえに古巣バイエルンの教育の賜物なのか。
同選手のお相手といえば、日本でもそこそこ知られたサラ・ブランドナー嬢との付き合いが長かったが、2年前のワールドカップ・ブラジル大会の後に破局。その後、イヴァノヴィッチとの交際がスタートしたと言われている。最近では、オフ中のシュヴァインシュタイガーが、ツアー参戦中のイヴァノヴィッチに声援を送る姿が激写されることも珍しくなかった。
イヴァノヴィッチの方もテニス界にとどまらず、ゴルフの世界ランクで1位につけたこともあるアダム・スコット(オーストラリア)と交際していたこともあるアスリート美女。
2人の結婚をスクープした『ビルト』が、「スポーツマン同士の大恋愛が結実!」と全力で祝福しているように、シュヴァインシュタイガーにとっても「お手柄!」な年貢の納め方といえそうだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト