シャルケ戦で今シーズン初得点を決めたケルンFW大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第4節が21日に行われ、FW大迫勇也のケルンはDF内田篤人のシャルケに3-1で逆転勝ち。今シーズン3勝目を挙げて勝ち点10とし、2位に浮上した。
3戦連続先発出場の大迫は、1点を追う38分に今シーズン初得点となる同点弾を強烈なミドルシュートで放り込み、試合の流れを変えた。一方、ホームで敗れたシャルケは開幕4連敗。負傷離脱中の内田はベンチ入りメンバーから外れた。
地元紙『EXPRESS』は、「夢のようなゴール 大迫、強力なパフォーマンスに自らご褒美を与える豪快な一発」とのタイトルで、好調の大迫を称える記事を掲載。
「好調ぶりを見せつけている大迫にとっては、最高のゴールとなった。昨シーズンはツキから見放された試合もあったが、ここ最近はしっかりと結果を残している」と、最近の高いパフォーマンスに報いる今シーズン初ゴールだったとした。
記事の中では、「第2節のウォルフスブルクでの試合はスコアレスドローに終わったが、大迫は前線で積極的な動きを見せており、イェルク・シュマトケSD(スポーツ・ディレクター)も試合後に『我々は、彼が何かを持っている選手だと言い続けてきた』と語っていた」と、シュマトケSDが大迫のポテンシャルを確信していたことも紹介している。
同紙の試合後採点でも、大迫は「2」の高い点数がつき、寸評では「ついに出たゴール! 最近の高いパフォーマンスを、ようやくゴールで報いることができた。彼の足が勝ち星をもたらした」と、今シーズン初ゴールを喜ぶとともに、勝利を呼び込むプレーを褒め称えた。
同じく地元紙『Koelner Stadt Anzeiger』も「2.5」の高評価となった。寸評でも、「対戦相手を苦しめる存在として、1対1の競り合いにも以前に比べるとはるかに固くならずに入っていた。美しい同点弾は、彼が自信をつかんだことを示している」と、大迫が力まずに試合に臨めるようになる中で、自信もつけていることを伝えている。
ケルンは25日に行われる次節でホームにライプツィヒを迎える。
By サッカーキング編集部
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