戦列復帰を目指している内田篤人(写真は昨年3月) [写真]=Bongarts/Getty Images
シャルケは4日、DF内田篤人の検査結果を発表。「明らかに改善したという、喜ばしい結果が出た」と伝えた。
今回の発表によると、内田は痛めている右ひざについてのMRI検査を受け、9月6日の検査結果よりも「明らかな回復が見られ、喜ばしい結果」を得られたという。同選手は9月下旬、クラブ公式ツイッターで「これだけ長いこと(試合から)離れていますけど、手応えは少しあるので、10月4日が一番大事な検査かなと。大きなポイントになると思います、俺の中では。(検査結果の)良い、悪いによって復帰のめど(時期)が変わってくるので」とコメントし、今回の検査結果が今後に向けた重要な要素になるとの考えを明かしていた。
戦列復帰への関門を1つ突破し、前進した内田。シャルケの発表によれば、次回の検査は4週間後に行われるという。同選手は今後、日本代表のメディカルチームから経過観察を受けつつ、次の段階へと進む。ボールを用いたトレーニングもすでに再開した模様で、次回の検査結果次第では負荷の高い内容へと移行する見通しのようだ。
#内田篤人-選手の検査結果が出ました。結果は、喜ばしいものです!詳細は👉https://t.co/RZookaqA8O #S04 pic.twitter.com/M3Bkjg7BLy
— FCシャルケ04 (@s04_jp) October 4, 2016
内田は昨年6月に右ひざの手術を受け、長期離脱を強いられている。昨シーズンは公式戦に出場することができず、オフには鹿島アントラーズでリハビリに励んだ。慣れ親しんだ古巣での調整を経て、復帰を目指す日々が続く。
なお、シャルケのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるアクセル・シュスター氏は先月、クラブ公式ツイッターを通じて「3週間や6週間、たとえ12週間かかったとしても、我々はアツトの復帰を急がない」とコメント。復帰に向けて慎重な姿勢を示すとともに、サポートを改めて約束している。
シャルケにとっても日本サッカー界にとっても、内田の経過が良好というニュースは朗報だ。待望の実戦復帰へ向けて、今後の動向にも注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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