フリック監督のドイツ代表復帰が決定 [写真]=Getty Images
今夏にバイエルンの監督を退任するハンジ・フリック氏は、ドイツ代表の新監督に就任することが決定した。25日、ドイツサッカー連盟(DFB)が公式サイトで発表した。
DFBは3月9日、ヨアヒム・レーヴ現監督について、6月11日から7月11日にかけて行われるEURO2020の終了後に退任することを発表していた。フリック監督はレーヴ監督の後任として、EURO2020終了後から、2024夏にドイツで開催されるEURO2024までチームを率いることになる。
現在56歳のフリック監督は、2006年夏から2014年夏にかけてドイツ代表でレーヴ監督のアシスタントコーチを務め、2014年のFIFAワールドカップ ブラジル優勝などに貢献した。その後はドイツ代表やホッフェンハイムの強化部を経て、2019-20シーズンの途中からバイエルンの監督に就任した。
バイエルンの1年目は途中就任ながらチームを立て直し、ブンデスリーガ、DFBポカール、チャンピオンズリーグ(CL)の3冠を達成。また、今季のDFLスーパーカップ、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップも制し、史上2クラブ目となる年間6冠を成し遂げた。
2020-21シーズンはブンデスリーガを制して前人未到の9連覇を成し遂げたが、CLとDFB杯からは敗退し、1冠に終わっていた。バイエルンとフリック監督は4月27日に、当初2023年6月30日までだった契約を2021年6月30日に解除することで合意していた。
なお、バイエルンは来季から、現在ライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が5年契約で新指揮官に就任する。
By サッカーキング編集部
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