東洋ゴム工業がミランとプレミアムスポンサー契約合意

　東洋ゴム工業株式会社は11日、本田圭佑が所属するミランとプレミアムスポンサー契約に合意したことを発表した。契約は2014年4月から2016年6月までとなっている。

　日本企業によるミランとのプレミアムスポンサー契約は、今回が初めて。契約に際して、ミラン副社長兼CEOのバルバラ・ベルルスコーニ氏は次のようにコメントしている。

「我々はクラブのプレミアムパートナーとしてTOYO TIRESを迎えることを大変喜んでいます。両者には、“高いパフォーマンス”と“秀逸性”を追求するという共通の価値観が存在します。また、今回のパートナーシップの成立は、クラブとしてのグローバルリーチを証左するものであり、TOYO TIRESのようなグローバルブランドと新たな関係を持てることを誇りに思います。このパートナーシップを通じて、さらにアジアの多くのファンと強固な関係性を築き上げていけることを期待しています」

　東洋ゴム工業株式会社代表取締役社長の信木明氏は、「企業は熾烈なグローバル競争の中で顧客の支持を獲得していかねばなりません。いい加減なパフォーマンスは許さないミラニスタの厳しい眼に育てられ、愛されているミランに、当社もタイヤ業界のグローバルプレーヤーの一角として自らを重ね合わせ、多くを学び取っていきたいです。TOYO TIRESが世界にコミットしている企業姿勢は、ブランドステートメントで表明している“driven to perform（最高のパフォーマンスを追求する）”にあります。このスピリットに合致するミランをサポートできる好機を得たことは最上の誇りであり、世界中のファンの一員として心を共有し、その架け橋となって支えていきます」と話している。