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インテル指揮官、退場の長友は「イライラしているように見えた」

2014.09.29

退場処分を受けた長友(左)を出迎えるマッツァーリ監督(右) [写真]=Getty Images

 日本代表DF長友佑都所属のインテルは28日にホームで行われたセリエA第5節で、最下位のカリアリに1-4で大敗した。試合後、同クラブを率いるワルテル・マッツァーリ監督が、大敗の責任はローテーションを採用しなかった自らの采配にあったと語っている。イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が伝えている。

 カリアリを本拠地ジュゼッペ・メアッツァに迎えた一戦で、今シーズン初の連勝を目指したインテルだが、キャプテンを務めた長友が27分に2枚目の警告を受けて退場になると、数的不利の守備が崩壊。最下位のカリアリを相手にホームで大敗し、今シーズン初黒星を喫した。マッツァーリ監督は、大敗を招いた最大の要因は、選手のコンディションを見極められなかった自身にあると語っている。

「私は(大敗の)責任をとる。ローテーションの採用に関して、私はいくつかのミスを犯した。今週、チームは良いパフォーマンスを見せていたからプレーヤーのフイットネスレベルについて深く注意を払わなかった。そして、何人かのプレーヤーを続けて起用した。その結果、球際で激しさを見せたカリアリに対して、フイットネスレベルの整わない我々は自分たちのフットボールができなかった。もちろん、10人で戦った影響はあったはずだ」

 自身の選手起用を後悔する同監督だが、PKを与えるなど低調なパフォーマンスに終始した元セルビア代表DFネマニャ・ヴィディッチと、退場した長友については擁護している。

ヴィディッチは私が継続してプレーさせてしまった選手の1人だった。彼は強さとリーダーシップを備えたプレーヤーだから休ませたくなかった。だが、疲労を抱えていた今日の彼は平均以下だった」

長友は最初の失点に絡んだことでイライラしているように見えた。その失敗を取り返そうと、少し激しくプレーし過ぎていたかもしれない。10人にならなければ、4失点を喫することはなかったと思うが、気にすることはない」

(記事/超ワールドサッカー)

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