今夏の移籍が囁かれる選手たち [写真]=Getty Images
欧州各国リーグは続々と2017-18シーズンの終わりを迎え、各クラブはシーズンオフとなる。
しかし、すでに来シーズンに向けて各クラブの戦いは始まっている。今夏は、2018 FIFAワールドカップ ロシアもあることや、プレミアリーグやセリエAなどが新シーズンの開幕前に移籍市場が閉幕となることが決定しており、例年よりも移籍期間は短くなっている。
そんな中、大手メディア『FOX SPORTS』が18日、W杯後に移籍しそうなビッグネーム10名を選出した。
写真=ゲッティイメージズ
■ネイマール(FW/ブラジル)
現所属クラブ:パリ・サンジェルマン(PSG)
関心を示すクラブ:レアル・マドリード、マンチェスター・U
昨年夏にバルセロナから史上最高額である2億2200万ユーロ(約290億円)という移籍金でPSGに加入したばかりのネイマールだが、わずか1年での退団が盛んに報じられている。同選手は今シーズン、負傷によりシーズン終盤の3ヶ月間を欠場したが、リーグ戦20試合で19得点13アシストを記録。リーグ・アンの年間最優秀選手に選出されている。
■エデン・アザール(MF/ベルギー)
現所属クラブ:チェルシー
関心を示すクラブ:レアル・マドリード
ここ数年、移籍市場が開くたびにレアル・マドリード移籍が噂されているアザール。直近の報道では、チェルシーへの愛情を語っている一方で、今夏の移籍市場では大型補強が必要であることをクラブに要求しているという。仮にこの要望が実現しなかった場合には、クラブの契約延長オファーを拒否するとも伝えられており、去就はいまだ不透明となっている。今シーズンはリーグ戦34試合に出場し、12ゴール4アシストを記録している。
■アントワーヌ・グリーズマン(FW/フランス)
現所属クラブ:アトレティコ・マドリード
関心を示すクラブ:バルセロナ
16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝のマルセイユ戦で2ゴールを挙げ、優勝へと導いたグリーズマン。今シーズンはここまでリーグ戦31試合に出場し、19ゴール9アシストを記録している。すでにバルセロナ加入で合意しているとも伝えられているが、6年ぶり3度目のEL制覇を置き土産に移籍することになるのだろうか。
■ナビル・フェキル(MF/フランス)
現所属クラブ:リヨン
関心を示すクラブ:リヴァプール、アーセナル、チェルシー
今年1月にもプレミア勢からの関心が伝えられていたフェキルだが、クラブのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得のために残留を決断。今シーズンはここまでリーグ戦29試合に出場し、18ゴール6アシストの活躍で、チームを現在はCL出場圏内のリーグ3位へと牽引している。しかし、さらなるステップアップを目指す同選手は、今夏の移籍が濃厚と見られている。
■セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチ(MF/セルビア)
現所属クラブ:ラツィオ
関心を示すクラブ:マンチェスター・U、PSG、レアル・マドリード
現在23歳のミリンコヴィッチ・サヴィッチは、今シーズンはここまでリーグ戦34試合に出場し12ゴール4アシストを記録。同選手の代理人が「セルゲイは高い関心を持たれている」と語るなど、ビッグクラブ移籍が噂されている。しかし、同選手を簡単に手放したくないラツィオ側も8000から9000万ユーロ(約105〜118億円)以上を要求するなど、移籍成立には大金が必要となるようだ。
■アリソン(GK/ブラジル)
現所属クラブ:ローマ
関心を示すクラブ:リヴァプール
瞬発力、注意力に優れ、長い両手足でのセーブも目立ち、「GK界のメッシ」とも称されるアリソン。今シーズンはここまでリーグ戦37試合すべてに出場し、17回のクリーンシート(無失点試合)を達成している。ブラジル代表の正守護神でもある同選手は、W杯の活躍によってはさらなるクラブが獲得を画策するかもしれない。
■ジャック・バトランド(GK/イングランド)
現所属クラブ:ストーク
関心を示すクラブ:リヴァプール、ウォルヴァーハンプトン、ウェストハム、チェルシー
イングランド代表のW杯本大会メンバーにも選出されたバトランド。しかし、所属するストークは今シーズンを19位で終え、降格が決定。選手本人が、チャンピオンシップ(イングランド2部)でのプレーを考えていないことから、移籍が濃厚とみられている。今シーズンは36試合に出場し、6回のクリーンシート(無失点試合)を達成している。
■本田圭佑(FW/日本)
現所属クラブ:パチューカ
関心を示すクラブ:Aリーグ(オーストラリアリーグ)
今シーズンはパチューカでプレーした本田圭佑。公式戦10ゴール7アシストという結果を残したが、すでに退団の意向を示している。本田に対しては、Aリーグのクラブが獲得に興味を寄せているという。現時点で本田は、Jリーグ復帰の可能性がないことだけを明らかにしており、今後の動向には注目が集まっている。
■ロベルト・レヴァンドフスキ(FW/ポーランド)
現所属クラブ:バイエルン
関心を示すクラブ:チェルシー、レアル・マドリード
今シーズンはここまでリーグ戦30試合に出場し、29ゴール2アシストの活躍で、バイエルンのブンデスリーガ6連覇に貢献したレヴァンドフスキ。ブンデスリーガでやり残したことはないと考えていることから、国外への移籍を検討しており、すでに代理人とも移籍について話し合っていることが報じられている。
■フレッジ(MF/ブラジル)
現所属クラブ:シャフタール・ドネツク
関心を示すクラブ:マンチェスター・U、マンチェスター・C
ブラジル代表のW杯本大会メンバーにも選出された現在25歳のフレッジ。今シーズンは公式戦37試合に出場し、4ゴール7アシストを記録している。すでにステップアップしたいことをクラブにも公言しており、今夏の移籍は濃厚と見られている。
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By サッカーキング編集部
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