ズウォレ移籍が決まったファン・ウェルメスケルケン・際 [写真]=Getty Images
オランダ1部のズウォレは9日、DFファン・ウェルメスケルケン・際を1年間の延長オプション付きの2年契約で獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。
オランダ人の父と日本人の母を持つ25歳のファン・ウェルメスケルケンは、2013年夏にヴァンフォーレ甲府の下部組織からドルトレヒトに移籍してオランダでのキャリアをスタート。その後2017年にSCカンブール・レーワルデンへ移籍し、2年目の昨シーズンはエールステ・ディヴィジ(オランダ2部)で全38試合に出場。今回1部へのステップアップを勝ち取った。
また、2016年3月にはU-23日本代表のポルトガル遠征メンバーに選出。同25日のU-23メキシコ代表戦でU-23代表デビューを果たし、2-1の勝利に貢献した。その2カ月後の第44回トゥーロン国際大会のU-23代表メンバーにも招集され、全4試合に出場した。
際はクラブの公式サイト上で「ズウォレが私に興味を持っていると聞いてから、僕らはすぐに会話を始めた。ドルトレヒトとカンブールでしばらくプレーした後、ステップアップの準備ができていると感じている。さらに僕の究極の目標がワールドカップで日本代表のためにプレーすることであることは秘密ではない。その点でもこのステップは僕にとって唯一の正しいステップだ」とコメントしている。
ズウォレには日本代表DF中山雄太が所属している。2人でともに活躍し、代表へ定着することができるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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