試合後、ネイマール(左)がパラシオス(右)とのユニフォーム交換に応じた [写真]=Getty Images
リオデジャネイロ・オリンピック準決勝が17日(日本時間18日)に行われ、ブラジル代表とホンジュラス代表が対戦。開催国ブラジルを相手に初の決勝進出を目指したホンジュラスだったが、0-6と大敗。ナイジェリアとの3位決定戦に回ることとなった。
開始15秒足らずでFWネイマール(バルセロナ)に許した先制ゴールを皮切りに、ホスト国が魅せたゴールショーの引き立て役に回ることとなってしまったホンジュラス。6失点を喫しての敗戦もさることながら、ある選手の試合後の行動が批判を集めているようだ。ホンジュラス紙『ラ・プレンサ』が報じている。
批判を浴びているのは、DFジョニー・パラシオス(オリンピア)だ。オーバーエイジ選手として今大会に出場している29歳は、ネイマールのプレスを受けてパスをカットされ、“最速”ゴールのきっかけとなった。痛恨のミスから先制点を許すと、チームは最終的には6失点。後半アディショナルタイムにネイマールに決められたPKも、パラシオスのファウルによって与えたものだった。
報道によると、パラシオスは大敗を告げるホイッスルを聞いた後、ネイマールとユニフォームを交換した。同紙は「恥知らず!とんでもないことだ!」と見出しを掲げて映像を掲載し、痛烈に批判。「パラシオスはネイマールとの思い出を持ち続けるのだろうが、批判を受けるはずだ。そこにプライドや威厳はなかったのだから」と、厳しいコメントが記されている。
同紙はさらに、ホンジュラスのファンがSNS上で示した反応にも言及。パラシオスに対して批判を浴びせるツイートを複数並べた。同選手の写真には「結果のことは気にせず、ネイマールにユニフォーム交換を頼んだパラシオス」とのキャプションも添えられていた。
By サッカーキング編集部
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