大記録を達成したメッシ [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第28節が16日に行われ、バルセロナとオサスナが対戦した。
前節に黒星を喫していたバルセロナだったが、ホーム戦に臨むと攻撃陣が爆発した。18分にリオネル・メッシが右サイドからのクロスを押し込み、先制ゴールを挙げる。すると、22分にもアレクシス・サンチェスが、左サイドからのクロスをダイレクトで合わせて、ゴールネットを揺らした。
一気に2点のリードを得ると、34分にはアンドレス・イニエスタが左足で強烈なミドルシュートを叩き込み、チーム3点目をマークした。
前半を3点差で折り返すと、バルセロナは後半を迎えても、攻撃を緩めない。63分にメッシがイニエスタとのパス交換から左サイドを突破して、4点目を奪取。78分にクリスティアン・テージョがミドルシュートでチーム5点目を挙げた。
終盤に入ると、88分にメッシがダニエウ・アウヴェスのお膳立てから得点。後半アディショナルタイムには、メッシのアシストからペドロ・ロドリゲスがゴールラッシュを締めくくる得点を記録した。
大量7ゴールを奪ったバルセロナは、守備陣も完封に成功。7-0と大勝して、勝ち点66の3位を維持し、次節に対戦する首位のレアル・マドリードとの勝ち点差4を保った。
なお、ハットトリックを達成したメッシは、公式戦と親善試合を合わせてバルセロナでのゴール数を通算371得点に更新。1912年から1927年まで在籍したパウリーノ・アルカンタラ氏の369ゴールを抜き、クラブ史上最多ゴール記録を更新した。