前日会見に臨んだデル・ボスケ監督 [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節、チリ戦を控えたスペイン代表は、リオ・デ・ジャネイロのマラカナン・スタジアムで17日に前日トレーニングを行った。
トレーニングは開始15分しか公開されなかった。スペイン代表がマラカナン・スタジアムの芝生を踏むのは昨年のコンフェデレーションズカップ決勝以来、約1年ぶりとなる。
ビセンテ・デル・ボスケ監督は前日会見で先発メンバーの変更があること示唆。「全ての状況を考慮して、メンバーの変更を行っていきたい。オランダ戦でプレーしていない選手たちも偉大なクラブに所属しており、彼らに出場の可能性もある」と起用法に言及。
チリ戦については「我々もチリのように勇敢にアグレッシブなプレーをしなければならない。戦いはそこからだ。自分たちのアイデンティティを失わず、チリにダメージを与えられるようトレーニングを積んでいる。チリはとても勇敢で攻撃的なフットボールをしている。そこに注意しなければいけない。我々は強さがあり、勇敢なチームを上回ることを期待している」と警戒感を強めつつ、自分たちのサッカーを貫くことを強調した。
スペインはオランダに5点を奪われたが、グループリーグ突破のためにはゴール数も重要になってくる。だが、指揮官は「私の口からは大量得点を目指すなんてことは言っていない。大量得点が勝利よりも優先されることはない」と、何よりも勝利に重きを置いていることを強調した。