自身の決勝弾で勝利するも、チームに改善を求めるメッシ [写真]=Getty Images
21日に行われたブラジル・ワールドカップのグループF第2節、アルゼンチン代表とイラン代表の対戦は、アルゼンチン代表が1-0で勝利した。この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されたFWリオネル・メッシは、勝利に満足しつつもさらなる改善が必要だと語った。スペイン紙『マルカ』がメッシのコメントを伝えている。
前半から主導権を握ったアルゼンチン代表だったが、ゴールレスで後半を迎えると流れはイランのペースへ。イランの鋭いカウンターから危ない場面を迎えるが、GKセルヒオ・ロメロが再三の好セーブを見せて無失点で切り抜けると、後半アディショナルタイムにメッシが個人技からゴールを奪取。土壇場で勝ち点3を獲得した。
グループステージ2連勝を飾り、決勝トーナメント進出を決めたアルゼンチン代表だが、メッシはさらなる勝ち点が必要だとチームに警鐘を鳴らした。
「イランは守備を固めてきたから、僕たちはスペースを見つけることが出来なかったね。こういった難しい試合に勝ちきることができて嬉しく思っているよ。この結果にはとても満足しているけれど、あらゆる面で改善が必要だと思っている」
「僕たちは熱意を持って挑み続ける。誰もがさらなる改善が必要だと理解しているはずだ。一丸となってベストを尽くすよ」
なお、この試合でフル出場を果たしたメッシは、49本のパスを配球。6本のシュートを放ち1ゴールを奪う活躍を見せた。
(記事/超ワールドサッカー)