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敵は対戦相手だけではなく暑さも…仏代表キャバイェが昼のKOを不安視

2014.06.29

ブラジルの暑さを不安視するフランス代表MFキャバイェ [写真]=Getty Images

 30日に行われるブラジル・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で、フランス代表はナイジェリア代表と対戦する。しかし、敵はナイジェリアだけではない。フランス代表にとっては初の、現地時間13:00キックオフのゲームとなる。そのため、暑さと時間に適応できるかが勝負のカギとなっている。フランス紙『レキップ』が伝えた。

 13:00キックオフのベスト16、ナイジェリア戦に向けて、フランス代表は勝ち抜けを決めたエクアドル戦後から生活のリズムを変えている。チームのスケジュールは8:30に起床。9:30に早めのブランチとなっており、メニューはパスタ、肉、魚、米、じゃがいもだけでなく、「パスタを食べない選手には甘い物が用意されている」とMFヨアン・キャバイェは明らかにしている。

 キャバイェは、ニューカッスル時代に、プレミアリーグでこの時間帯の試合を行ったことがあるため、特に問題を感じていないようだが、「イングランドではこのような暑さはなかった」と、同選手は早い時間の試合よりも暑さを気にしている。

 金曜日は家族とのオフを過ごした同選手は、「ブラジルでの13時はものすごく暑い。ブラジリアは、多少は涼しいだろうね。ナイジェリアはすでに13時からアルゼンチンと戦っているから、僕たちよりも慣れているだろう。とにかくこのリズムに慣れなければいけない。でも、多くのことが変わるのは間違いない。」とコメント。

 今回とほぼ同じ条件で行われたイタリア代表とウルグアイ代表の対戦を見たキャバイェは、「リズムは悪かった。好守の切り替えが遅く、激しいプレスはかけられなかった」とこの試合を分析した。一方で、「自分たちのプレーをするつもりだ。最後までプレスが続くかどうか分からないけど、行けるところまではやるつもりだと」と語っている。

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