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ベルギー代表監督、28年ぶりの4強逃すも「ポジティブに捉えるべき」

2014.07.06

W杯敗退も前を向くベルギー代表ヴィルモッツ監督 [写真]=Getty Images

 ベルギー代表は5日、ブラジル・ワールドカップ準々決勝でアルゼンチン代表と対戦し、0-1で敗戦した。この結果、1986年大会以来となる準決勝進出とはならなかった。試合を振り返ったベルギー代表を率いるマルク・ヴィルモッツ監督のコメントを『FIFA.com』が伝えた。

 開始8分にFWゴンサロ・イグアインのゴールでリードを許したベルギーは、攻撃の要であるMFエデン・アザールの動きが乏しく、自陣に下がったアルゼンチンの堅い守備ブロックを崩す手を見いだせない。1点のビハインドを背負って迎えた後半には、ヴィルモッツ監督が全ての交代カードを切って反撃に転じたが、最後までゴールを奪えずにベスト4の夢は潰えた。

 同監督は、この試合を以下のように振り返った。

「アルゼンチンは、我々の予想した通りの戦いぶりを見せたが、彼らの方が経験値で一枚上手だった。早い時間に先制できた彼らは、その後の戦い方を熟知しており、理想的な試合展開に持ち込んだ。我々は、今日の敗戦を未来につなげなければならない。このようなトーナメントでは、1つのミスが命取りとなる。相手よりもクレバーな試合の進め方をしなければいけない」

「今日の試合では結果に反映されなかったが、我々はあらゆる策を尽くした。ここで敗退が決定したとはいえ、これまでに成し遂げてきたことが台無しになるわけではない。アルゼンチンに敗れて恥ずかしがる必要もないのだ。むしろ、この結果をポジティブに捉えるべきだ。このチームはよくやったし、ベスト8進出を評価したい。我々にとって、今大会は有意義なものだった」

(記事/超ワールドサッカー)

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