PK戦で敗れ、座り込むシレッセン [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップの準決勝が9日に行われ、オランダ代表とアルゼンチン代表が対戦。スコアレスのまま120分で決着がつかなかった試合は、アルゼンチンがPK戦の末に勝利し、1990年イタリア大会以来となる決勝進出を決めた。
敗退となったオランダ代表の正守護神であるGKヤスパー・シレッセンが試合後、オランダメディア『NOS』のインタビューに応えた内容を、同メディア『voetbalzone』が伝えた。
オランダは準々決勝に続くPK戦となったが、コスタリカ戦では延長終了間際にシレッセンに代えて、PK用にGKティム・クルルを送り出す“奇策”が的中。アルゼンチン戦ではシレッセンのままPK戦に臨んだが、1本もストップすることができず、チームは敗退となってしまった。
シレッセンは、「後から何かを言うことは簡単だ。明日を見据えなければいけない。今は敗退による失望感でいっぱいだ」と応えるにとどまった。
12日にはブラジルとの3位決定戦が控えているが、「今は敗退したことをすごく残念に思っているが、2度負けるわけにはいかない」と、意欲を語っている。