W杯決勝戦を展望したマラドーナ氏 [写真]=Getty Images
元アルゼンチン代表監督のディエゴ・マラドーナ氏が、ブラジル・ワールドカップ準決勝のオランダ代表戦の戦評と決勝戦の展望を語った。自身のテレビ番組『De Zurda』で放送された。
まずはアルゼンチン代表が1990年大会以来となる決勝進出を決めたことに触れ、オランダ戦を次のように評した。
「オランダ戦は巧みに戦っていたと思う。賛否両論あるとは思うが、(アレハンドロ)サベージャの戦術は好きだね。ここまで来たら内容よりも結果だから、勝てたことと決勝に進めたことが重要だ」
「オランダ戦も“マスチェラーノ+10”だったね。以前言った時は冗談と捉えて笑う人もいたけど、今度は笑えないだろう。(ハビエル)マスチェラーノがどれだけ勝利に貢献したか、みんなも理解できたと思う」
マラドーナは続けて、24年ぶりの決勝で再びドイツ代表と対戦することにも言及した。
「大会当初から脅威と感じていたドイツとついに対戦することになった。ドイツが強いことは重々承知しているが、私は今でもアルゼンチンがドイツを破るのは不可能じゃないと思っている」
(記事/Cartao Amarelo)