1ゴール1アシストの活躍を見せたガブリエウ・ジェズス(9番) [写真]=LatinContent/Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選第12節が15日に行われ、ペルー代表とブラジル代表が対戦した。
チッチ監督の就任後、5連勝で南米予選首位を走っているブラジル。前節ではアルゼンチンに3-0と快勝し、勝ち点を「24」に伸ばした。今節、2位のウルグアイがチリに1-3で敗れたため、ブラジルはペルーを破れば2位以下に7ポイント差をつけることができる。
敵地での一戦、ブラジルはダニエウ・アウヴェスやフィリペ・ルイス、フェルナンジーニョ、フィリペ・コウチーニョ、ネイマール、ガブリエウ・ジェズスらが先発メンバーに名を連ねた。
敵地での一戦、ブラジルはボールポゼッション率でペルーを上回るものの、なかなか決定機を作り出せない。前半はスコアレスで終了し、後半へ突入した。
59分、均衡を破ったのはブラジルだった。コウチーニョがペナルティーエリア内へ強引に突破すると、相手DFのブロックに遭ってボールがエリア中央へこぼれる。待っていたG・ジェズスが右足ダイレクトで合わせ、ゴールネットを揺らした。
74分には右サイドをオーバーラップしたD・アウヴェスのクロスにG・ジェズスがが藩王してヘディングシュートを放ったが、うまく当てることができずに枠の左へ。終盤は大観衆の歓声を背に猛攻を仕掛けるペルーに押し込まれたが、反撃を許さなかった。
そして78分、勝利へ前進する2点目が決まった。G・ジェズスがペナルティーエリア左手前でボールを持つと、エリア内で右足に持ち替える。冷静に周囲を見渡した背番号9は、エリア右側へラストパス。待っていたレナト・アウグストがトラップから右足シュートを放つと、グラウンダーのボールがゴール左隅へ決まった。ブラジルが貴重な追加点を挙げ、リードを広げた。
試合は2-0で終了。19歳のG・ジェズスが1ゴール1アシストの活躍を見せ、ブラジルが敵地で競り勝って6連勝を果たした。第12節を終えて8勝3分け1敗、勝ち点「27」で独走態勢には入りつつある。次節は3月23日、ウルグアイとのアウェーゲーム。一方のペルーは8位に沈み、次節はベネズエラと敵地で対戦する。
【スコア】
ペルー代表 0-2 ブラジル代表
【得点者】
0-1 59分 ガブリエウ・ジェズス(ブラジル代表)
0-2 78分 レナト・アウグスト(ブラジル代表)
By サッカーキング編集部
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